カメラのレンズを調べていると、「大三元レンズ」という言葉を目にすることがあります。
大三元レンズとは、一般的に広角・標準・望遠の3本を、開放F値F2.8で揃えた大口径ズームレンズのことです。
SIGMAにも、フルサイズミラーレスカメラ向けの高性能な大口径ズームがラインアップされています。
代表的なのが、以下の3本です。
- 14-24mm F2.8 DG DN | Art
- 24-70mm F2.8 DG DN II | Art
- 70-200mm F2.8 DG DN OS | Sports
この記事では、SIGMAの大三元レンズとはどのようなものなのか、それぞれの特徴やおすすめの撮影ジャンル、中古で購入する際のポイントまで分かりやすく紹介します。
SIGMAの大三元レンズとは?
SIGMAの大三元レンズとは、広角・標準・望遠という3つの焦点距離をF2.8通しの高性能ズームレンズで揃える組み合わせです。
現在のフルサイズミラーレス向けSIGMAレンズでは、以下の3本が基本となります。
| 種類 | レンズ | 主な撮影用途 |
|---|---|---|
| 広角 | 14-24mm F2.8 DG DN | Art | 風景・建築・星空・室内 |
| 標準 | 24-70mm F2.8 DG DN II | Art | 人物・スナップ・商品・イベント |
| 望遠 | 70-200mm F2.8 DG DN OS | Sports | ポートレート・スポーツ・イベント |
この3本を揃えることで、14mmから200mmまでをF2.8でカバーできます。
SIGMAはArt、Contemporary、Sportsの3つのプロダクトラインを展開しており、今回の大三元では高い光学性能を重視したArtと、望遠側で高い機動力・耐久性を重視したSportsという、それぞれの特徴が表れています。
SIGMA大三元の3本
14-24mm F2.8 DG DN | Art|超広角ズーム
14-24mm F2.8 DG DN | Artは、SIGMA大三元の広角側を担当する超広角ズームです。
14mmから24mmという非常に広い画角をF2.8通しで使用できることが大きな魅力です。
風景や建築物を広く写したい場合はもちろん、狭い室内で空間を広く見せたい場合にも活躍します。
また、F2.8の明るさを活かして、星空や夜景などの撮影にも向いています。
SIGMAは「ゼロ・ディストーション」を掲げる超広角ズームとして開発しており、歪曲収差を抑えながら高い描写性能を追求しています。防塵・防滴に配慮した構造も採用されています。
24-70mm F2.8 DG DN II | Art|標準ズームの決定版
24-70mm F2.8 DG DN II | Artは、SIGMA大三元の標準ズームです。
24mmの広角から70mmの中望遠までをカバーするため、3本の中でも特に幅広い撮影に使いやすいレンズです。
人物、スナップ、旅行、商品撮影、イベントなど、さまざまな撮影で活躍します。
現行モデルの「II」は、初代24-70mm F2.8 DG DN | Artから光学性能をさらに向上させています。
FLDガラス6枚、SLDガラス2枚、非球面レンズ5枚を採用し、ズーム全域で高い解像力を実現。さらにHLAによる高速AFや、絞りリングなどの操作性も強化されています。
さらに初代と比較して体積約7%、重量約10%の小型軽量化も実現しています。
70-200mm F2.8 DG DN OS | Sports|望遠ズーム
70-200mm F2.8 DG DN OS | Sportsは、SIGMA大三元の望遠側を担当するレンズです。
70mmから200mmまでをF2.8通しでカバーするため、ポートレートからスポーツ、イベントまで幅広く使用できます。
特に人物撮影では、200mm側を使うことで背景を大きくぼかし、被写体を引き立たせることができます。
Sportsラインらしく高い耐候性や操作性を備えており、プロフェッショナルな撮影にも対応できる設計です。
デュアルHLAによる高速AFと、最大7.5段の手ブレ補正機構も搭載しています。
SIGMA大三元|F2.8通しのメリット
暗い場所でも撮影しやすい
F2.8という明るい開放F値を使用できるため、夜景や室内など光量の少ない場所でもシャッタースピードを確保しやすくなります。
特にスポーツやイベントなど、シャッタースピードを落としたくない撮影では大きなメリットになります。
大きなボケを作りやすい
F2.8まで絞りを開けられるため、被写体と背景の距離を利用して大きなボケを作ることができます。
特に70-200mm F2.8は、望遠による圧縮効果とF2.8を組み合わせることで、非常に印象的なポートレートを撮影できます。
撮影設定を統一しやすい
3本ともF2.8通しなので、ズームしても開放F値が変化しません。
撮影中にレンズを交換しても、F2.8を基準に設定を考えられるため、撮影現場で扱いやすいのもメリットです。
SIGMA大三元のデメリット
3本揃えると大きく重くなる
大三元レンズは高性能なF2.8ズームのため、3本すべてを持ち歩くとそれなりの重量になります。
特に70-200mm F2.8は大きなレンズになるため、旅行や長時間の撮影では負担になる場合があります。
価格が高くなりやすい
大三元レンズはメーカーの高性能ズームに位置付けられるため、3本すべてを新品で揃えると大きな投資になります。
そこでおすすめなのが中古レンズです。
SIGMAのレンズは中古市場にも多く流通しているため、状態の良い中古品を探すことで、3本を少しずつ揃えていくことができます。
SIGMAの大三元とCanon・SONYの違い
大三元という考え方自体はSIGMAだけのものではありません。
CanonやSONYなど、多くのメーカーが広角・標準・望遠のF2.8ズームを展開しています。
その中でSIGMAの魅力は、純正レンズとは異なる選択肢として、高い光学性能と価格・サイズのバランスを狙えるモデルが多いことです。
特に24-70mm F2.8 DG DN II | Artは、光学性能を維持しながら初代より小型軽量化されており、SIGMAらしい高性能と機動性の両立が分かりやすいレンズです。
まとめ
SIGMAのフルサイズミラーレス向け大三元レンズは、
- 14-24mm F2.8 DG DN | Art
- 24-70mm F2.8 DG DN II | Art
- 70-200mm F2.8 DG DN OS | Sports
の3本を中心に構成できます。
14mmから200mmまでをF2.8でカバーできるため、風景・建築・人物・商品・イベント・スポーツなど、非常に幅広い撮影に対応できます。
ただし、3本すべてを最初から購入する必要はありません。
自分の撮影ジャンルに合わせてまず1本を選び、必要に応じて買い足していくのがおすすめです。
また、中古市場にはSIGMAの大三元レンズも流通しているため、中古で状態の良いレンズを探すという選択肢もあります。
高性能なズームレンズを揃えたい人にとって、SIGMAの大三元は非常に魅力的なレンズ構成です。
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14-24mm F2.8 DG DN | Art
広角・風景・建築・星空におすすめ
24-70mm F2.8 DG DN II | Art
人物・スナップ・商品・旅行におすすめ
70-200mm F2.8 DG DN OS | Sports
ポートレート・スポーツ・イベントにおすすめ





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