カメラ用のレンズフィルターは、レンズを保護するだけではありません。
レンズフィルターには「プロテクター」「PL」「ND」「ソフトフィルター」など様々な種類があります。
どれを選べばいいのか迷ってしまう方も多いと思います。
そこで今回は、カメラ用フィルターで定番のケンコー・トキナー(Kenko)から、おすすめのレンズフィルターをまとめました。
普段使いしやすい安価なモデルから、高画質を重視した上位モデルまで紹介しているので、ぜひフィルター選びの参考にしてください。
※今回は標準レンズに多い58mmで紹介していきます。
レンズフィルターは何のために使う?
レンズフィルターには、大きく分けて以下のような種類があります。
| 種類 | 主な用途 |
|---|---|
| プロテクター | レンズ前玉の保護 |
| PL・C-PL | 水面やガラスなどの反射を抑える |
| ND | 光量を減らしてシャッタースピードを調整 |
| ソフトフィルター | 光を拡散して柔らかな描写にする |
| クロスフィルター | 光源をキラキラさせる |
| 星空・光害カット | 夜景や星空撮影 |
普段の撮影でまず1枚持っておきたいのは、レンズを保護するプロテクターです。
風景撮影ならPL。
動画撮影や明るい屋外でスローシャッターを使いたい場合はND。
ポートレートや夜景で雰囲気を出したい場合はソフトフィルターが便利です。
ケンコーのおすすめレンズフィルター
MCプロテクター NEO|まずは安くレンズを保護したい方に
ケンコーの中でも、できるだけ費用を抑えたい方におすすめなのがMCプロテクター NEOです。
「とりあえずレンズを傷や汚れから守りたい」という方には候補にしやすいモデルです。
初めてレンズフィルターを購入する方におすすめです!
PRO1D プロテクター(W) N|定番モデル
もう少し性能にもこだわりたいなら、PRO1D プロテクター(W) Nがおすすめです。
薄枠設計を採用した定番シリーズで、普段の撮影から本格的な撮影まで幅広く使いやすいモデルです。
「安いフィルターで十分だけど、もう少し品質にもこだわりたい」
という方には、ちょうどいいポジションだと思います。
レンズ保護用フィルターを1枚だけ選ぶなら、非常にバランスの良いモデルです。
PRO1D LotusII プロテクター N|撥水・撥油性能を重視
屋外撮影が多い方におすすめなのが、PRO1D LotusII プロテクター Nです。
撥水・撥油コーティングを採用しています。
そのため、水滴や汚れが付きやすい環境でも使いやすいフィルターです。
雨の日の撮影や、海・川・山などのアウトドア撮影では、フィルター表面が汚れることも少なくありません。
そのような環境では、フィルター自体の拭き取りやすさも重要になります。
ZXII プロテクター|最高クラスの保護フィルター
画質をできるだけ妥協したくない方には、ZXII プロテクターがおすすめです。
ケンコーのプロテクターシリーズでも最高峰に位置するモデルで、超高解像・超低反射を特徴としています。
高性能なカメラや高級レンズを使用している場合、「フィルターによる画質への影響もできるだけ抑えたい」という考え方があります。
PLフィルターならC-PLがおすすめ
PLフィルターは、風景撮影などで特に活躍するフィルターです。
水面やガラスなどの反射を抑えたり、空や植物の色をより鮮やかに見せたりすることができます。
ケンコーでは、エントリーモデルから高性能モデルまで幅広くラインナップされています。
PRO1D C-PL(W) N|定番PLフィルター
もう少し性能にこだわるなら、PRO1D C-PL(W) Nがおすすめです。
デジタルマルチコートを採用し、ガラス外周には内面反射を抑える加工が施されています。
風景写真などでPLフィルターを頻繁に使いたい方に向いています。
PRO1D Lotus C-PL|水辺・屋外撮影におすすめ
水辺や屋外でPLフィルターを使うことが多いなら、PRO1D Lotus C-PLがおすすめです。
撥水・撥油コーティングを採用しています。
水滴や汚れが付きやすい環境でも使いやすいモデルです。
ZX C-PL N|PLフィルターにも最高画質を求めるなら
PLフィルターの性能を最優先するなら、ZX C-PL Nがケンコーの上位モデルです。
高透過偏光膜を採用し、光量低下を抑えながらPL効果を得られるのが特徴です。
さらに超低反射や撥水・撥油、静電気防止など、さまざまな機能を備えています。
PRO1D プロ (ND8)|NDフィルター
NDフィルターは、レンズに入ってくる光の量を減らすためのフィルターです。
明るい屋外でもシャッタースピードを遅くできるため、
- 水の流れを滑らかにする
- 滝を長時間露光する
- 動画撮影でシャッタースピードを調整する
- 明るい場所で絞りを開ける
といった撮影で活躍します。
ケンコーにはPRO1D プロND4、ND8、ND16など、濃度の異なるモデルが用意されています。
初めて購入するなら、用途に合わせてND8やND16あたりから検討すると使いやすいでしょう。
ブラックミスト No.05 N|ブラックミストフィルター
最近では、レンズ保護だけでなく、写真や動画の雰囲気を変えるためにフィルターを使う人も増えています。
その代表的な存在がブラックミストです。
光を柔らかく拡散することで、光源の周囲にやわらかなにじみを作り、映画やドラマのような雰囲気を演出できます。
ポートレート、夜景、動画撮影などにも相性が良いフィルターです。
レンズフィルターの選び方
1. レンズのフィルター径を確認する
レンズフィルターを購入するときに、最初に確認したいのがフィルター径です。
例えば、レンズに「Φ58mm」と記載されている場合は、58mm径のフィルターを選びます。
カメラ本体の機種が同じでも、使用するレンズによってフィルター径は異なります。
購入前にレンズ本体やレンズキャップ付近の表示、メーカーの製品仕様を確認しましょう。
2. 予算と必要な性能で選ぶ
レンズ保護が主な目的なら、PRO1D が候補になります。
屋外撮影が多く、撥水性や防汚性を重視するならPRO1D LotusII を検討するとよいでしょう。
さらに光学性能にもこだわりたい方は、ZXII などの上位モデルも選択肢になります。
3. レンズ保護用と撮影効果用を使い分ける
レンズガードは、レンズの前面を傷や汚れから守ることが主な目的です。
一方、PLフィルターは反射を抑えるなど、写真の表現を変えるために使います。
用途が異なるため、どちらが必要なのかを考えて選びましょう。
風景撮影を楽しむ方なら、まず保護フィルターを用意し、必要に応じてPLフィルターを追加する方法もあります。
KenkoとHAKUBAはどちらを選ぶ?
レンズフィルターを選ぶとき、KenkoとHAKUBAのどちらがよいのか迷う方もいると思います。
どちらもレンズ保護用から高性能モデルまで幅広く展開しているため、メーカー名だけで決めるのではなく、製品ごとの仕様を比較することが大切です。
価格、反射率、撥水・防汚機能、フィルター枠の厚さなどを確認し、使用するレンズや撮影環境に合ったものを選びましょう。
HAKUBAの製品については、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
まとめ
レンズフィルターには、レンズを保護するものから、写真の反射や光量をコントロールするものまで、さまざまな種類があります。
初めて購入するなら、安価なプロテクタータイプから始めるのがおすすめです。
理由は画質の面ではあまり差がわからないからです。
また、レンズを落としたりぶつけたりして、破損させることが一番怖いからです。
壊れてしまっては元も子もないからですね…。
高いレンズを追加したならPRO1D LotusIIやZXIIを選ぶと良いでしょう。
ステップアップして、風景写真を撮るならC-PL、動画や長時間露光ならND、雰囲気のある写真を撮りたいならブラックミストを追加すると、撮影の幅がさらに広がります。






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