動画撮影で、歩きながらでも滑らかでブレの少ない映像を撮影したい。
そんなときに活躍するのが「ジンバル」です。
特にミラーレスカメラを使った本格的な動画撮影では、カメラ本体だけでなくレンズやマイクなども組み合わせるため、カメラに対応したジンバルを選ぶことが重要になります。
カメラ用ジンバルの中でも特に有名なのがDJIの「RSシリーズ」です。
現在は、軽量なRS 4 Miniから、本格的なRS 4 Proまで幅広いモデルが用意されています。
この記事では、DJIのカメラ用ジンバルの特徴と、用途別におすすめのモデルを紹介します。
カメラ用ジンバルとは?
カメラ用ジンバルは、カメラを3軸で制御することで、撮影中の手ブレや揺れを抑えるための機材です。
手持ち撮影では、歩いたときの上下動やカメラを動かしたときの細かな揺れが映像に入りやすくなります。
ジンバルを使用すると、カメラの向きを安定させながら移動できるため、滑らかで映画のような映像を撮影しやすくなります。
特に、
- 歩きながらの撮影
- 人物を追いかける撮影
- 店舗内を移動する撮影
- ウェディング撮影
- 企業PR動画
- 商品紹介動画
- イベント撮影
などで大きな効果を発揮します。
DJIのカメラ用ジンバルはどれがおすすめ?
現在のDJI RSシリーズには、主に以下のモデルがあります。
| モデル | 積載量 | 本体重量 | おすすめ |
|---|---|---|---|
| DJI RS 5 | 3kg | 約1.46kg | 本格的な動画撮影・仕事 |
| DJI RS 4 | 3kg | 約1.4kg | ミラーレス・業務撮影 |
| DJI RS 4 Pro | 4.5kg | 約1.6kg | 大型カメラ・重量級セット |
| DJI RS 4 Mini | 2kg | 約890g | 軽量ミラーレス・Vlog |
DJI公式では、RS 5とRS 4を「軽量商用ジンバル」、RS 4 Proを「拡張可能なフラッグシップジンバル」、RS 4 Miniを「コンテンツクリエイター向け小型軽量ジンバル」と位置付けています。
DJI RS 5
本格的な動画撮影をするなら、まず候補にしたいのが「DJI RS 5」です。
最大3kgの積載量に対応しながら、ジンバル重量は約1.46kg。
ミラーレスカメラに標準ズームや望遠ズームなどを組み合わせた撮影にも対応しやすく、個人の動画撮影から業務用途まで幅広く使えるモデルです。
RS 5の大きな特徴が、強化された被写体追跡機能です。
専用のRS Enhanced Intelligent Tracking Moduleを使用することで、人物だけでなく車両やペットなど、さまざまな被写体を追跡できます。
さらに、RS 5では追跡対象をタッチ操作で選択できるほか、追跡状態を本体のタッチスクリーンで確認できます。
また、第5世代の安定化アルゴリズムや第2世代の自動軸ロックなども搭載されています。
DJI RS 5がおすすめな人
・ミラーレスカメラで本格的な動画を撮影したい
・企業や店舗のPR動画を撮影したい
・ウェディングやイベント撮影で使いたい
・人物を追いながら撮影したい
・仕事でも使えるジンバルが欲しい
・長く使えるモデルを選びたい
DJI RS 4
「本格的なカメラ用ジンバルが欲しいけれど、RS 5までは必要ない」という場合に候補になるのが「DJI RS 4」です。
最大3kgの積載量に対応しており、ミラーレスカメラを使った動画撮影に十分対応できます。
ジンバル本体の重量は約1.4kgで、RS 5より少し軽量です。
RS 4は縦向き撮影にも対応しているため、YouTubeなどの横動画だけでなく、InstagramやTikTokなどの縦型動画にも使いやすいのが特徴です。
バッテリーは最大12時間の駆動に対応しているため、長時間の撮影にも向いています。
DJI RS 4がおすすめな人
・ミラーレスカメラで動画撮影をする
・企業動画を撮影したい
・YouTube動画を撮影したい
・縦動画も撮影したい
・ウェディングやイベントで使いたい
・RSシリーズを仕事で使いたい
DJI RS 4 Pro
大型のカメラやレンズを使用するなら「DJI RS 4 Pro」が候補になります。
最大4.5kgの積載量に対応しており、RS 5やRS 4よりも余裕のある設計です。
シネマカメラや大型レンズなど、重量のある撮影セットを組みたい場合に適しています。
一方で、本体重量も約1.6kgあるため、軽さを重視する撮影には向きません。
DJI RS 4 Proがおすすめな人
・シネマカメラを使っている
・大型レンズを使用する
・カメラ+アクセサリーを多く搭載したい
・業務用の撮影環境を構築したい
・積載量に余裕が欲しい
DJI RS 4 Mini
「ジンバルは欲しいけれど、大きくて重いものは持ちたくない」という人には「DJI RS 4 Mini」がおすすめです。
最大2kgの積載量に対応し、本体重量は約890g。
RS 4やRS 5と比べると大幅に軽く、持ち運びやすいのが魅力です。
軽量なミラーレスカメラや小型レンズとの組み合わせに向いており、旅行やVlogなど、機材をできるだけ軽くしたい撮影にも適しています。
RS 4 Miniは縦向き撮影にも対応。
さらに、オプションのRS Intelligent Tracking Moduleにも対応しており、人物を追従させながら撮影することもできます。
バッテリーは最大13時間の駆動に対応しています。
DJI RS 4 Miniがおすすめな人
・軽量ミラーレスを使っている
・Vlogを撮影したい
・旅行にも持っていきたい
・できるだけ軽いジンバルが欲しい
・初めてカメラ用ジンバルを購入する
・縦動画を撮影したい
ジンバルを選ぶときはカメラ+レンズの重量に注意
ジンバル選びで意外と重要なのが、カメラ本体だけで重量を考えないことです。
実際の撮影ではどんどん重量が増えていきます。
そのため、3kg対応のジンバルだからといって、必ず3kgギリギリのセットで使う必要はありません。
できるだけ余裕を持った状態で使用した方が、バランス調整もしやすく、扱いやすくなります。
特に望遠ズームや大口径レンズを使う場合は、レンズ重量まで含めてジンバルを選びましょう。
まとめ
DJIのカメラ用ジンバルは、撮影するカメラやレンズによって選ぶのがおすすめです。
特に、これから動画撮影を始める人は、ジンバル本体のスペックだけではなく、実際に使用するカメラ+レンズ+アクセサリーの総重量を確認してから購入することをおすすめします。
ジンバルを導入することで、手持ち撮影だけでは難しかった滑らかな映像表現が可能になります。
写真撮影だけでなく、動画撮影にも力を入れたい人は、ぜひDJI RSシリーズをチェックしてみてください。




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